
商圏内の敵を知り己を知れば百戦危うからず
誰しもが知る言葉です
そして
ネット通販など全国や海外を含めた広域商圏の場合と違って、歩いていける距離の狭い地域、車で片道1時間以内などのある一定の地域が商圏の場合は大切な言葉です
本日はエリア・マーケティングについてお伝えします
1.商圏の半径500Mといって地域によってそれぞれ違います
チラシなどポスティングする場合、お店から半径500Mぐらいに正円をかき、歩いてこれるお客さんを対象に行います
ですが
その正円の中には競合がいたり、線路や道路、川などで分断されていたりなど状況は異なります
ポスティングなら何枚まいて何人の問合せや来店があったかの効果測定も大事ですがそれ以上に
・どの地域からの問い合わせなのか?
・競合店はどこにあるのか?
最低でもこれらを地図上にきちんとマークし、見える化しておくことが大切です
2.商圏分析をしていきましょう
チラシで問合い合わせがあれば「どちらからですか?」と聞けばその地域が特定できるのでわかります
ですが、見られているのか?どうなのか?は把握できません
なので、我々はチラシには必ずQRコードをつけ計測します
今現在使ってるのは無料の計測ツール『くるくるマネージャー』というものです
ぜひ商圏分析に役立てて下さい
3.まとめ
かつて私たちも反響率にこだわり、100枚配って1枚の反響といった百一(ひゃくいち)チラシを目指してました
配って反響をみてはヘッドライン(ターゲットコピー+キャッチコピー)を変えたりいろいろやってきました
でも振り返れば、あの当時は反響を見て一喜一憂、細かな商圏分析はやってませんでした
狭い地域や特定地域では、やはりどの地域が反響があり、競合店やインフラ(鉄道や道路)生活環境など様々加味すべきです
私のかつて在籍していたスポーツクラブ会社のスローガンは「人と健康を科学する」です
それをチラシやポスティングに置き替えて言うなら「チラシやポスティングを見える化する」です
せっかくの労力、お金が無駄にならず次に生かせるよう参考にしてもらえれば嬉しいです