
デザインで選ばれなくても比べられるので注意
マーケティングにおいてデザインで商品・サービスが選ばれる場合もあれば、そうでない場合もあると意見は2つにわかれます
私が思うにデザイン性が???の場合でも、商品・サービスは選ばれ売れるというのが見解です
どういうことか?といえばヘッドライン(ターゲットコピー:〇〇で困ってませんか?+キャッチコピー:〇〇を解消する◇◇があるのをご存じですか?)がピッタリと相手に刺さる内容なら手書きチラシでも反応がとれるからです
なのでデザインよりもヘッドライン(相手に届く言葉)を重視します
さて私はデザインでは商品サービスは選ばれないといった意見ですけど、比べられる場合がありますので注意が必要です
1.2つ以上を見比べた場合、デザインで比較されます
クライアントさんのアンケートを分析していたら「G社のホームページのデザインが良かったのでG社も検討しましたが、結局は御社にしました」といった内容のモノがありました
私も早速、自分のクライアントさんのホームページとG社のモノを見比べてみましたがアンケートで言われている意味がわかりました
G社HP:写真や実績がしっかり掲載
クライアントさんHP:イラスト中心
サービス内容は私のクライアントさんの方が上であっても、いわゆるホームページのファーストビューといって一番最初に目に入ってくる部分では一般の人はG社を選ぶでしょう
せっかくいい商品サービスを持ちながら、デザイン性で比較されるのはもったいことです
2.写真とイラストの使い分け方
写真は「信頼感」が伝わります
一方
イラストは「親近感」が生まれやすいです
この2つをうまく使い分けて欲しいのです
私は写真を推奨します
イラストはアクセントとして、またはわかりやすく伝える為に使うものです
作り手の趣味・嗜好でのイラストは避けたいところです
3.削ぎ落す 余白も大事
必要なことを残し、余分なことは削ぎ落す
難しいようですけど大事な事です
そして
デザイナーの方で余白を重視されていますが、私もそう思いますし、アレコレ盛り込むよりは必要なことのみ載せて伝えていく方が難しいのです
必要なことを絞って載せてみましょう
4.中途半端に飾らない
シンプルイズベストです
よくありがちなのが文字が読みにくくなるような影をつけてみたり、また写真の色と文字の色が同色系統だったりといろいろあります
さらに
チラシをチェックしてて一番目につくのが「!」マークの乱用です
これも目立たてようとするあまりの処理だと思います
大事なのは目立たせる以上に伝わりやすい、わかりやすいデザインを心掛けてみましょう
5.まとめ
デザインも伝える大切な手段です
・信頼感を出す為には写真、親近感を出すのはイラスト
・伝えたいものは絞り、盛り込み過ぎない
・目立たそう目立たそうと飾り過ぎない
同業種のチラシが2枚入っていた場合、どちらも言っていることに遜色なければ選ぶ理由はデザインです
最低限のことを気をつけておけば、せっかくの価値ある商品サービスがスルーされず目にとまるハズです