
親子経営の方向性
たまたまというか?偶然なのか? 今の仕事でのクライアントさんは親子経営の場合が多いです
あまり気にせずというか、こちらが望んたわけではありませんけど不思議です
特に中小の場合、親子経営でやられる方は多いです
先代の社長が早く引退され30代で会社のトップになられた息子さんの話もよく聞きます
私も父親と15年間一緒に働き、成果という満足な部分は得られませんでしたが、多くの経験から見えてきたことがあります
本日はその方向性についてお伝えいたします
1.答えは売上を上げること では方向性は?
親子経営だろうが1,000人以上の組織であろうが、会社の目的は利益を上げ続ける事です
お金が回っていれば大丈夫なわけです
もちろん後継者問題などありますが、まずは売上を上げ利益を生める体質にあるか⁉が大切です
このことには親であれ、子であれ、一人の従業員であれ異論はないハズです
ですが目的と方法論は違います
ここで私も父親と何度も何度も意見の衝突をしたことをおぼえてます
2.まずはやってみることからです
やる前から、つまり行動に移る前からお互いの方法論の良し悪しで衝突するのはホント時間のムダです
どちらが正しいか?どうか?で口論する前にまずはどちらかの方法でやってみることが大切です
何故なら答えはお客さん、マーケット、地域社会が持っているからです
世の中に問うてみなければわからないことです
まずはどちらが正しいかではなく、まずどちらかでやってみる
そしてうまくいかなければもう一つの方法でやってみることです
3.ニュートラル(中立)なポジションが大事
ここは私もできなかった事ですが、まずお互いが正しいか間違っているかといった価値観を一旦手放し勝ち負けではなくニュートラルなポジションで話し合う事が大切です
しかし、ここは言うは易しで行うは難しです
なのでコンサルではありませんけど、親でもなし子供でもなし、中立な立場の第3者の存在が必要な場合がでてきます
この第3者の仕事はまずは親と子どもの話し合いの落としどころを見つけることです
互いに立場があります
お互いの立場を尊重し、まずは行動に移れるよう話し合いの采配をふるえる人の存在が必要です
私も今は親子経営されている方に対し、その采配をふるう立場ではありません
ですがその時が来たら、かつての自分の経験を生かし親の、そしてお子さんのひいては会社の利益につながるよう真剣に話し合いに臨む準備はできております
親子経営 大変な時もありますが分ちあえる日も必ず来ます
