
価格に気持ちを奪われることなく価値を伝える
ロシアがウクライナへ軍事侵攻して一年が経ちます
欧米が戦車の供与や経済制裁で戦争の終結を試みる中、日本国内では今、カニやイクラが例年よりは安く売られているといった現象が起きてます
さて? どうしてなのでしょうか?
これは欧米諸国がロシア産のカニやイクラの輸入を禁じている中、日本だけは輸入制限を行っておらず、行き場を失ったロシアの水産物が日本国内市場で安く売られているといった仕組みです
日本の対応の仕方にはいろいろと意見があるところですが、それ以上に戦争は反対、ロシアの在り方を非難していても値段が安いとなるとロシア産でも買ってしまう消費者
やはり人は値段には勝てないのでしょうか?
本日は我々ワイアドプラスも『価格<価値』となるよう再度自分たちの在り方、立ち位置を確認する意味も含めてお伝えします
1.3C分析の3つが交わる部分は価格になります
固い話のようですが、3C(カスタマー:顧客、カンパニー:自社、コンペティター:競合他社)分析というのがあります
お客さんはより安く、自分たちの商品サービスが他社より勝っているか?どうかが数値でわかるモノとして価格があります
商品のスペックが他社よりも勝り、値段が安ければ購買を決定づけるモノは価格となるのです
2.価格以上の価値を提供せよとは言うものの・・・
モノ・人・お金に勝る大手と我々中小が勝負する場合3C分析では大手に分があります
ではどうすればいいのか?といったところになります
我々の答えは自社にしかない強み、いわゆるオンリーワンを訴求し、加えて社長の思いを伝え共感を生み優良顧客を増やしていくという事です
価格で来るお客さんは価格で離れるといいます
結婚ならば人柄よりも経済的なもので一緒になったとしたら経済的なものがなくなったらどうでしょう?
金の切れ目が縁の切れ目にもなると言った事は男女の関係だけでなく消費購買において同じようなモノです
なので
その人、その会社しか持ってないもの=価値を伝えるというのが王道と言えるのです
3.お金で短絡的な結果を求めない
私たちがやろうとしているやり方は時間がかかるものだと思います
集客だけを考えるのなら、それこそ一万円のクオカードプレゼントや全品半額とすればいいのでしょう

ですがお客さんが価格で来るのが早ければ去るのも早いのはご理解いただけるところでしょう
時間はかかっても優良顧客と接点をつくっていくことに重きを置いているのです
なので割引やプレゼントで人を集めたり、景品と引き換えにアンケートを書いてもらう手法は間違っても取りません
何も足さずに何も引かずに優良顧客を増やすことにこだわっていくのです