全国旅行支援終了後に向けての対策とは
コロナ禍でながく厳しい状況をしいられた宿泊業に追い風が吹いています
ちょうど全国旅行支援という優待キャンペーンを国がやっていることもあり、さらに三重県ではこの旅行支援に県が平日で+2,000円、休日で+1,000円といった大盤振る舞いです
春休み前の閑散期に向けた取り組みとはいうものの旅行者にとっても宿側にとってもありがたいものです
さて
この宿泊業界の好景気も旅行支援が適用されている間の限定的なモノであり、終了後にはコロナ前のような稼働率や売り上げに戻るかどうか?は難しいところです
かつて自分がいた業界が一時の売り上げに一喜一憂せず、確実な売り上げを築く為として本日はお伝えいたします
1.調子のいい今だからこそ、先の準備が必要です
安いからこの時期ばかりに旅行するのはわかります
お店の半額大売出しと同じようなモノです
値段には勝てません
ですが今は国や県の支援策が追い風となってのお客さんが多いハズ
追い風がなくなった時にどうするか?を考える必要があります
とはいっても連日忙しく限られたスタッフで現場を切り盛りしている宿泊関係者の方々には今をこなすだけで精一杯かもしれません
2.優良顧客とは誰なのか?
今来れているお客さんのうち、何人の方が全国旅行支援が終わった後も来てくれるか?
いわゆるリピーターになってくれるか?も大切です
値段で来ているお客さんは又値段を下げないと来てくれない場合が大半です
となると金額が安くても高くても喜んでお金を払って泊まってくれるお客さん、いわゆる優良顧客がだれなのか?を知る必要があります
3.優良顧客とは
単純にリピーターとは言い難い部分があります
もう10回以上泊まっている方は普通なら超優良顧客かもしれませんが、それが仕事で現場に近いといった理由ならどうでしょうか?
単純にリピート回数だけではありません
ではその定義とは何か!?
それは
喜んでお金を払い、そして喜んでアンケートに答えてくれる人です
このお客さんとの関係をしっかりと持つ事が大切です
4.パレードの法則です
特定の要素 20% の人が、全体の 80% の利益を生み出しているといった、いわゆるごく一部の人が大きな影響をもたらしているということです
つまり、この20%にあたる人が優良顧客と言えるのです
このお客さんとの関係性をつくっていくのが永続的な経営につながるハズです