
迷惑行為を防ぐ為の手段とは
あきんどスシローの食器や湯飲みなどをなめた、いわゆるペロペロ事件
社会問題化され店側も防衛手段と民事・刑事事件両方で対応するとの流れです
もちろん、今回の行為はあるまじきことで善悪で言えば悪、裁かれてしかるべきですけど何故こんなことが起きたのか?
店側と問題の投稿をSNSで拡散させた加害者の両方の立場を検証し、さらに店側のスシローがやっているようなこととは違う、そもそも論と対応をお伝えします
1.スシローの引き起こしたかつての問題
スシローと言えば、おとり広告により世間から問題視された会社です
(以前のブログを良かったらご参考下さい)
広告を見てお店に行ったら品切れ???
商品サービスが購入できないにもかかわらず、さも購入できるように表示する行為を言います
今回の問題でスシローへの同情の声はおきるのか?どうなのか?わかりません
それでも家の近くのスシローは外から見る限りですが賑わっている様子です
やはり人は値段には正直なのかもしれません
2.安かろうにはいろんな人が集まります
他よりも安い値段 つまり価格競争でお客さんを集めればいろんな人が来ます
例えば大手住宅メーカーが来場者には10,000円のクオカードプレゼント
この場合、もちろん住宅購入を目的にする方も来られるでしょうがクオカード欲しさに来る人もいます
いろいろです
本来の商品サービスではなく特典や値段につられてくる人が今回の問題を引き起こしたと言ってもイイでしょう
価格競争をすればクレームや今回のような問題が起こるという事をあらかじめ織り込んでおく必要はあるでしょう

3.加害者の心理は目立ちたい、注目してもらいたい
SNSなど盛んですけど基本は見て欲しい、「いいね」をたくさん集めて注目を集めたいといった自己承認欲求があることは間違いありません
しかしながら加害者と同じような年齢で活躍しているスポーツ選手や起業家もたくさんいます
「もっと違うところで目立てばいいのに」と思うのは私のような昭和生まれのオヤジが言うことかもしれません
それともう一つ加えるなら
スポーツ選手や起業家の人は一日でその立場や地位にあるのではありません
日々の努力の積み重ねです
ですが人は楽して、最短で、あっという間に変わりたい願望があります
一瞬で注目を集める為には人がやっていない、ありえないことで注目を集めようとするとなると善悪の判断がつかなくなるのでしょう
4.迷惑行為を防ぎ優良顧客を集めるには
ここには明確な答えがあります
それは強みを発信し、できないことはハッキリ伝えることです
何でもできます、どこよりも安くが危険でそんなことは大手にまかしておけばいいのです
ではどのように優良顧客を集めるのか?はやっぱり「A4」1枚販促アンケートです
喜んでアンケートを書いてくれる人が、そのお店の優良顧客なのです
もう一度言います
出来ない事やこんな人はお断りをハッキリ伝えて下さい
私たちも対等な関係が築けない方とは仕事はしません
どちらが上でも下でもない、並列な関係を重視します
料理でも甘味を引き立たすために塩を入れたりするような、強みだけでなく出来ないこともハッキリと伝えることで選ばれる理由が高まるのです
何でもできる 安かろうは人とお金、そして危機対応部署を持っている大手に任せておきましょう