
今年から始める失敗しない新規事業のつくり方
昨日は「A4」1枚販促アンケート協会主催のフェイスブックLIVEが行われました
ナビゲーターは鹿児島支部の佐々木こずえさん
そしてゲストは京都支部の振本一さんでした
「A4」の協会にはWEB構築やPC修理などIT関連に強い人も多数在籍されてますが、振本さんはその真逆を行く対面営業という地上戦を得意とされる方です
わずか30分ちょっとのLIVEでしたが現場の声がいかんなく発揮されていた内容でした
早速シェアして自分自身もアウトプットとさせて頂きます
1.スタートとなるマインドの部分は何か?
一度今までの考え方をリセットする
固定が概念を一旦外すことです
何でも新しくしなければいけないわけではありません
大切なのは考える順番です
新商品や新サービスありきでゼロから考えるのではなく、考えるべきは「世の中、どんなことに困っているのだろうか?」からがそもそものスタートです
そして次にその問題(仮説で立てた課題)を解決する為には自分たちの現有しているモノ(リソース)で何ができるだろうか?を考えていきます
マンダラ広告作成法が有効

通常はマスの真ん中に新商品・サービスを入れてからスタートします
しかし振本さんは左上のマスの「商品を買って喜ぶ人(今困っている人)はどんな人」ここからスタートするそうです
悩みありきでスタートしそれを8つのキーワードで具体的にします
そして新商品・新サービスを決める
まさに振本流「マンダラ新商品サービス開発法」です
ワクワクしながら◎ 義務で考える△
喜ぶ人の顔と想像しながら考えると自然とワクワクするものです
この気持ち、このマインドが大切です
稲盛語録
楽観的に事業を考え、悲観的に計画を立てる
つまり夢はふくらませ、数値や行動計画はシビアにです
2.新規事業が赤字に陥りやすい最大の原因を回避する
何でもゼロからはじめないこと
新商品や新サービスというと過去と全て区切りをつけ、ほとんどを刷新する場合があります
商品で言えば作ってしまう
サービスで言えばオペレーションまで整える
そして世の中に出した時に反応がない…リピートしないという結果が多いのです
仮説 ストーリー設定をまず行う
ペルソナまでとは言いませんが困っている人が自分たちの今持っている力でどのようなビフォーアフターになれるのか?の仮説からです
いわゆるストーリーを描くこと
そして新たに注文したり開発に時間をかけるのではなく現有しているリソース(スキルや生産ライン、人など)を生かすことです
補助金申請にも有効な考え方
小規模事業者持続化補助金や事業再構築補助金など新規事業に参入する場合はマンダラ広告法のシートを使います
まず「どんなことに困っているのか?」の仮説を立て⇒マンダラシートへ落とし込む⇒そして数値、行動計画でより具体的にしていく
この方法は新規事業をゼロから考えるのではなく何度もお伝えしますが既存事業のリソースを使って新たな顧客を開拓していく方法なのです

仮説を立てた見込み客が違っていたら
ターゲットとなる困っている人がいなかったらどうするか?
その困っている人を変えてみて、そして既存事業で何がその人の問題や課題を解決できるか?を考えることです
ここはある意味、勇気も必要です
朝令暮改(朝言ったことを夕方には変更する)とは違うのです
スタートは困っている人や願望を達成したい人の課題解決から
自分たちのできる事から考える ✖
世の中の人は何で困っているだろうかから考える◎
新商品や新サービスの開発は人の課題を解決することからがスタートです
ここから始めればボタンのかけ違いは起こらないという事です
3.売上を上げるためのコスト0円でできることとは?
商品・サービスのネーミングを変える
振本さんが関わった中華料理店での話です
春巻きがありますが、中の具材を旬のネタに変えてき単価を上げていったそうです
当然お客さんの注目は集まるし期間感も出て、夏の次には秋のネタが気になります
ちなみにネーミングは「夏巻き」「秋巻き」そして「冬巻き」です
無料のツール、SNSは使わなければ損だが・・・
告知媒体としてのSNSは使わないよりは使った方が良いことは確かです
しかし無料だけに時間がかかるというデメリットもあります
過当競争になってない場所はどこか?
SNSは特にインスタやショート動画は今は多くの人が参入しています
つまり過当競争=レッドオーシャンと言えます
では、今あいている場所はどこか?
それがDMやお店の前の立て看板(Aスタンド)や店頭のPOPなどです
意外と身近に見落としている場所があるという事です
4.広告の概念を変えるスピード重視の姿勢
世の中の変化は早いです
あれだけ盛り上がったサッカーワールドカップも今は箱根駅伝に上塗りされてます
人々の興味関心が移るのは早く旬を逃さないことが大切となります
その為には無料のSNSでやるよりは広告という有料の手段をつかい、一番需要が高い広告媒体へお金を投下することを推奨されてました
まさに
時間をお金で買う感覚です
そして初期投資を抑える為にも補助金を使うなど、やはり現場を知る人の言葉は違います
新しいことを創り出すワクワク感を持ってお客様の役に立つ
ひいては三方良しへ
書き尽くせないので、ぜひ昨日の動画をお時間あればご視聴ください(30分ちょっとです)