
読書の秋
なかなか読もうと思っても読めない・・・のが現実ではないでしょうか
そんな忙しい方にもぜひ読んでもらいたいと一冊の本があります

手前味噌のように聞こえるかもしれません
ですが店舗経営33年間の中、この本をもっと早く知っていれば自身がやってきたお店も、もっと変わったであろうと読んでみて感じた一冊です
本日はこの本の書評ではなく、どのようにこの内容を活かすのか
そして何故おススメするのか?をお伝えします
1.アンケートがとれなくても、一言ぐらいは聞けるハズです
「A4」1枚販促アンケートは確かに優れた手法です
著名なコンサルタントの方から頂いた声でもあります
しかしながら、よくあるチェック式アンケートと比べた場合
「A4」1枚アンケートは5つの質問からなる記述式です
飲食店の忙しいランチタイム時にはなかなか書いてもらいにくいことも又事実です
ですが、どんなに忙しくても一言聞くぐらいのことはできるのではないでしょうか?
例えば「本日、〇〇ランチをどうして選ばれたのですか?」
すべてのお客さんに聞けと言うのではありません
店内の忙しさや相手の様子にもよりますが、これもコミュニケーションの一つと思って聞いてみて下さい
自分のお店の強みを知る為に、ほんの少しだけお客さんの頭をかりてみるのをおススメします

2.聞くは一時の勇気だけ、聞かぬは今後の機会損出です
どのタイミングで聞くのか?といえばお客さんからオーダーを受けたり、精算の時がおススメです
アンケートをお願いするのでなく、一言聞くだけです
この聞くタイミングはマニュアル化しにくく、その場の雰囲気や相手の様子で判断する以外にないところですが勇気をもって聞いてください
お店や料理の選ばれている理由がわかるからです
3.お客さんとの距離を縮める
たった一言なので、その一言とお客さんの顔や雰囲気は聞いた側の記憶にも残ります
もし、お店側に自分が覚えてもらってるとしたら、それは嬉しいものです
例えば「1ヶ月前は〇〇ランチでしたが、今日は違うのを選ばれましたね」
こんな会話でお客さんとの距離は縮まり、そしてリピーターとなられる可能性は大きいのです
またこれからの季節、年賀状を書くときにその時の会話の内容を一言添えてみてもいいでしょう

「売れない」が「売れる」に変わるたった一つの質問(ダイヤモンド出版/岡本達彦著)は新規のお客さんだけでなく常連になってもらう為の足掛かりとなる本でもあります