
ペルソナって必要なのか?どうか?
昨日は「A4」1枚販促アンケート広告作成アドバイザー協会の研修会が行われました
私はここ2週間ず~と頭がモヤモヤしてました
その大きな理由はそもそもペルソナを設定することについて、意義にがあるのか?どうなのか?が頭にあったからです
ちなみにペルソナとはマーケティングでよく出てくる言葉です
理想のお客さんをイメージする為に年齢・性別・住んでいる場所・職業・趣味・家族構成・価値観などをあたかも実在しているかのように具体的に浮き彫りにします
そしてそのお客さんに向けてブログを書いたり情報発信する、いわば架空の人物像です
本日はこのペルソナなるものについてどう思うか?私自身の考えと昨日、岡本達彦先生から頂いたアドバイスも含めお伝えします

1.ペルソナよりも実在するお客さん
これが私の答えです
ペルソナ設定やそのマーケティングを否定するわけではありませんが、ど~も私には合わないだけのことなのです
ペルソナの一例をつくってみれば、45歳男性で東京の足立区在住、中堅商社のサラリーマンで趣味は休日のゴルフ、志や情熱という言葉が好きで敬愛する歴史上の人物は坂本龍馬
絞り込まないと刺さらないと言います
(それはわかりますけど・・・)
何故、ペルソナが必要なのか?をもう一例
多くの人が行き来する東京のスクランブル交差点をイメージしてください
「おぉ~い」といっても誰も振り向きませんが「足立区からお越しの40代男性の方、いらっしゃいますか~」といえば対象の人は振り向くわけです

みなさ~んというよりは具体的に伝えた方が反応するという事です
これがペルソナ設定するメリットではあるのですが、私の集客手段は共感マーケティング
チラシを手に取った人、WEBを見た人が「そう、そう、そう、そう!そうなんだよね」と思わず口にしてしまうようなそんな共感を生む集客法です
それを知るために必要なのは実際に商品やサービスを購入したお客さんの生の声
私は絞り込んだ理想のお客さんをつくり上げるより、現場でのお客さんの声を優先するのです

2.ペルソナで絞り込むよりはお客さんお持つ悩みや欲求で絞り込む
岡本先生からの答えは「A4」1枚アンケートの最初の部分である商品サービスを購入する前はどのようなことに悩んでましたか?
この部分の悩みや欲求に該当する人でわける
つまりそのお店の商品サービスを知ってもらいたい、買ってもらいたい、伝えるべきお客さんが誰であるか?とうことをアンケートから導き出すという事
別の言い方をすれば、細かく設定しすぎないとも言えます
細かく設定しすぎて、それがその商品サービスを必要としている人と結びつけばいいですが、なかなかそうもいきません
細かく設定しすぎて、見込み客に先入観を持たれ「私は違うんだ・・・」と機会損出もあり得るのです

〇〇のような悩みをお持ちの方や、◇◇をしてみたいという方へといったアンケートから見えてくる人
一番多い悩みや欲求の声がそのお店の商品サービスの対象となる人であり、その人に向けての広告や販促物を作成し、ブログやSNSで発信するのです
すでにいる、すでに商品サービスを購入してくれた一番多かったお客さんが、そのお店の伝えるべき、メッセージを届けるべき相手であるということです

3.答えは現場にある
もう少し踏み込んでいえば、答えは現場でとったお客さんからのアンケートや直接聞いた生の声にあるということは何度もお伝えしてきました
見込み客が誰であるのか?その答えはPCやスマフォの中、もしくは自分の頭の中でつくり上げるものではないと言事です
なので私は店舗集客において、ペルソナを設定しましょう!とか御社のターゲット顧客はどのような人ですか?などは聞きません
ではどうするか?
「それではまずはアンケートをとってみましょう」とか
「マンダラシートをつかって新商品サービスの対象となるお客さんの予想を立てて、チラシやランディングページで検証してみましょう」となります
これが私の提案であり「A4」1枚アンケート、マンダラ広告作成法なのです