
脅威のステルスフランチャイズ どう対応するか
私も愛飲するトロピカーナ
そのシリーズの中で、当初メロンテイスト100%ジュースが実はメロン果汁が2%しか入っておらず景表法に触れたとして改善指示がだされたとのこと
(今は100%フルーツジュースに)
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いわゆるステルスマーケティング、通称ステマのたぐいとも言えます
悪いことはいずれメッキがはがれていくものです
しかし私が今、注目し脅威と感じるのがステマならぬステルスFC
正しくはステルスフランチャイズです
どうもステルスとつくとイイ感じはしませんが、実はこの戦略は恐るべしフランチャイズ戦略と感じます
本日は飲食支援をする私として、もしあなたのお店の近くにステルスFCのお店が出店してきたらどうする?についてお伝えします
1.ステルスフランチャイズとは
わかりやすく言えば「隠れチェーン店」
つまり個人店の様な形態で出店してるが実はチェーン店なわけです
例えば 虎武 麺屋庄太 武一など名前が違ってもすべてテイクユーという会社のフランチャイズチェーン店なのです

お店の看板を何種類にも変えられるだけでなく、味も40種類のスープ×100種類の麺をセントラル方式で配送し、お店では独自の組み合わせが選べるのも特徴です
店の名前も看板もあたかもこだわりの個人店のような感じで店づくりができます
(参考)ステルスラーメンFC テイクユーのHP
2.ステルスフランチャイズの脅威
一言で言えば個人店と差別化しにくい訳ですが
加えて
・開業の為のノウハウやサポート
・スーパーバイザーによる店舗経営アドバイス
・商標使用の許諾 など
ファミレスのように飲食未経験、料理人を置かずとも運営ができ、さらにこだわりのあるラーメン店のような店構えと味なのでお客さんから選ばれるという事です

3.元祖 ステマFCの社長の言葉
このステマFCをTVで見た時、思い出したのが中島武社長率いる際コーポレーションです
和食・中華・イタリアンやバルなど様々なジャンルに進出
店名も紅虎餃子房や万豚記(ワンツーチー)、カサブランカシルクなど個性的です
私も中島社長が主宰する塾に通っていたころ耳にした言葉
「料理は皿の上が勝負 皿の上なら大手も中小も関係ない」でした
まずこの言葉がステマFCに対応できるひとつのキッカケであると感じます

4.店主の顔が見えドラマが伝わるか
確かにステマFCは脅威です
私の「A4」1枚アンケートだけでは充分とは言い難いです
ではどうするか?
ステマFCでは見えてこない店主の人柄や想いなどがお客さんに伝わるか?どうか?が大事になります
料理を食べ終わった後に何となく明日からが楽しく感じられるような、そんな味とお店の雰囲気創り
そしてお客さんの声を店内外の各所に反映させ、店主や店員さんの人柄を伝える
さらに際の中島社長が何度も口にしていた「人間力」を惹きだす店づくり
この両輪、いや両刀でステマFCに対応できます