お客様は神様なのか?どうなのか?

ご存じ故・三波春夫さんが言われた言葉です

本来の意味は人前で歌う時は、あたかも神前で祈るときのように、雑念を払ってまっさらな、澄み切った心にならなければいけないという思いだそうです

ところが、これがいつからか?

お客様 > お店側のような図式が出来上がってます

本日も飲食ネタですが、私が思うお客様は神様なのか?どうなのか?

またその対応とお店側の姿勢もお伝えします

1.お客様の声が天の声で値千金の価値がある

これが私の答えです

もちろん、中には理不尽なクレームもありますが、お客さんの声に価値があるという事なのです

2.TTP(徹底的にパクる)は正しいのか?どうなのか?

よくチラシ制作などで、売れるもしくは成功した広告を徹底的にパクれ(TTP)と耳にします

どうせお店の名前や立地、サービスも違うだから大丈夫 そのような声には少し違和感をおぼえます

その一方では守破離という言葉

まずは基本を徹底して学び(真似ぶ)、そしてそのあとオリジナルを加え、最後に師から独立する

芸術や作法の世界で良く聞く言葉で私もその通りだと思います

しかし、チラシのレイアウトや色使い、ターゲットコピーやキャッチコピーなど丸パクリするのは私はどうか?と思います

徹底してパクる?のはお客様の生の声であり、アンケートや現場で聞いたそのままの声を使うことが大切なのです

ホームページトップ画像スライド

3.方言ならばそのままの言葉を使う

名古屋の方では「とてもおいしい」を「べらうめぇ」と言うそうです

一方で私の住む山口県なら「ぶち、うまい」です

お客さんが現場で言われた声をそのまま使うが大事で、決して標準語に直して使うと見込み客には刺さりません

4.お客様とお店は対等な関係

私も飲食宿泊業時代、何度か?クレームを言われたことがあります

素直に非を認める場合もあれば、一括してお断りしたこともあります

一番多かったクレーム?というか意見が「もう少し安くならないの?」この言葉です

電話の予約時に多かったのですが、この言葉に対応する私の回答は「お客さん、うちより安い店はもっと他にもありますので、そちらを選ばれた方がいいと思いますょ」

飲食宿泊業というのは見た目と違い、結構大変な仕事でもあります

何度もお伝えしてますが、飲食(外食)や宿泊は人の心を整えるには必要不可欠の無くてはならないサービスです

社会に対し貴重なサービスを提供しているという自負を持って頂きたいのが私の本音です

サービスを受ける側もお金を払っているのだから、何をやっても、言ってもいい

そんなマナーやエチケットのないお客もまだまだいることも事実

日々、大変な現場で活躍される飲食宿泊業の方には必要以上にお客さんをたてまつり過ぎず、かといって見下すこともなく、ニュートラルな気持ちで接して欲しいのです

そしてお客さんの声が値千金 お店の価値ある資産となるハズです

ピックアップ記事

ピックアップ記事がありません。

関連記事

  • 飲食店
脅威のステルスフランチャイズ どう対応するか

私も愛飲するトロピカーナ そのシリーズの中で、当初メロンテイスト100%ジュース […]

  • ホーム
  • 飲食店
飲食店の方に読んでもらいたいおススメの一冊

読書の秋 なかなか読もうと思っても読めない・・・のが現実ではないでしょうか そん […]

  • 飲食店
飲食・宿泊業は、お客さんに聞くべきことは評価ではなく購入の動機

お客さんの笑顔の為にとか、世の中の人を幸せにするなど 美辞麗句といったら失礼かも […]