
改善よりも強みを生かす~読んでもらいたい一冊の本
読書の秋・・・と言ったわけではありませんが、岡本先生の本を読みました
最新刊ではありませんが、協会も先生自身もあまり推奨されてない??というと語弊があるかもしれませんが、私にとっては一押しの一冊となりました
それが お客さんに聞くだけで「売れない」が「売れる」に変わるたった1つの質問(岡本達彦著/ダイヤモンド社) です

黄色本「A4」1枚で利益を5倍にする方法(Amazon上陸15年で売れた本のベスト50冊にランクイン)や
ちょうど1年前の2021年9月に出版された最新刊のオレンジ本「A4」1枚チラシで今すぐ売上をあげるすごい方法/マンダラ広告作成法
この2冊がいわゆる既存客にアンケートがとれる場合(黄色本)と新商品サービス向け(オレンジ本)が双璧と呼べる本です

あらゆる販促媒体、つまりチラシであったりA看板とか店内POP、ホームページやランディングページなど様々な展開できます
前置きが長くなりましたが、私がおススメする今回のお客さんに聞くだけで「売れない」が「売れる」に変わるたった一つの質問(紅白本)についてお伝えします
1.売る為のエッセンスが凝縮された手法
この本はベストセラーとなった黄色本(「A4」1枚アンケートで利益を5倍にする方法)の2冊目として書かれた本です
アンケートがイイとわかっていても「とりにくい」「アンケートをつくりにくい」といった現場の声を補う手法として書かれたものです
私がおススメする一番の理由としては飲食店などで5つの質問をA4用紙に書いてもらう時間はあるようでないのが現状です
そんな時、会計時のレジでたった一つの質問を聞くだけでいいのです
ちなみに「A4」1枚アンケート5つの質問とは下記です
①商品サービスを購入する前にどんなことで悩んでましたか?
②何でこの商品サービスを知りましたか?
③商品サービスを購入する前に不安はありませんでしたか?
④購入の決め手となったのは何ですか?
⑤使ってみてどうでしたか?
この中の④の「決め手」のみを聞くのが紅白本の主な内容です
2.改善よりも強みを聞く
これは岡本先生が首尾一貫して言い続けていることでもあります
ほとんどのアンケートが改善点を聞く内容が多く強みをあぶり出せてないとのこと
先ほどの④の決め手をお客さんに聞く訳ですが、もう少し丁寧な言葉にすれば
他にも似たような商品サービスがあったにもかかわらず、何が決め手となって弊社の〇〇を選んでくれたのですか?
これを聞くだけです
飲食店なら「本日いろんなメニューの中で、何が決め手となってメンチカツ定食を選んでくれたのですか」と聞くのです
その答えをPOPや入り口のAスタンドに書けばいいのです

3.シンプルかつパワフル
一発の質問で自社の商品サービスの強みがわかる、こんなシンプルかつパワフルな方法が他にもあるでしょうか?
A4用紙に書いてもらえば、やはり10分程度は必要になります
しかし一発の質問は何分でしょうか? 1分もかかりません
業務の妨げにもならず、むしろやらない理由などないと言っていいものです
「A4」1枚販促アンケート広告作成アドバイザー協会では今回紹介した本を初心者向けと位置付けてますが、私はまずここからやって欲しいのです
ぜひ読書の秋に読んでもらいたい一冊
2時間半もあれば一気に読めます
