
最後は人とは言うが、その為にやるべきこと
最近お手伝いしている会社さんに共通することがあります
それは人で困られている事です
これは人が採用できなくて困っているというよりは、今いる人に困っているという事です
「そんなの社長が人を育てればいいじゃないの!」と思われる方もいるでしょう
ですがそれは正論であって中小の現場ではなかなか機能しません
とくにしっかりとした人事評価や採用規定・研修制度など存在しない中小企業では難しいところもあります
人が大事、そして最後決めるのは人とはいいますが、もう一つ大切なことがあるのでお伝えします
1.まず、いい人を採用する
当たり前すぎる事ですけど、イイ人とは社長にとって使いやすい人ではなく、社長の思いに共感してくれた人を採用するということです
ですが、とかく採用時や募集時にはイイことを言って、でも入ると内情が違うなどは良くある話です
大切なのは「一緒に会社を良くして行こう」といった仲間を増やすことです
2.思いに合致しない人の中から採用せざるを得ない
求人をかける時に大切なのが「社長の思い」と「職場の雰囲気」です
この2つが欠落している求人広告は待遇面や勤務地・勤務時間や休み、いわゆる勤務条件で選んでしまいます
なので社長の思いや社風を知らない人が集まりがちです
そもそもスタートの時点から足並みが合わない人を採用してしまっては後々が難しい訳です
3.店舗集客と求人に共通するもの
何度かお伝えしてきましたが、お店なら「どうやって優良顧客を集まめるか」
そして求人なら「どうやっていい人材(場合によれば人財)にきてもらうか」が大切になります
そうでないと例えば店舗ならば文句ばかりつける、また値段を下げろというようなお客ばかりが集めてもお店側はその対応で疲弊します
同じように求人においても自己中心的な人ばかりが集まると会社に対してあれこれと言いはじめます
これが会社をより良くする為の提言ならまだしも、だいたい自分がやりやすいかどうか?でモノを言う場合が多いのです
つまり望まざる人をお店なり社内に集めることは時間の浪費につながります
4.イイ人を集めるにはまず「A4」1枚販促アンケートです
ここも何度もお伝えしているので繰り返しになりますが、いい人材を集めるならまず自社の強みとお客さんから選ばれている理由を知ることです
お客さんの中には「お店の雰囲気がイイ」とか「スタッフから元気をもらえる」など職場の雰囲気がお客さんの声に反映される場合があります
まずは書いてもらう事です
そしてその声と社長の思いを求人に謳うことです
いきなり大きく変わらなくても、コツコツと「A4」1枚販促アンケートをとり、コツコツと情報発信していく事で徐々に社内は変わります