
ハローワークの求人票で効果を出す、いい人材の集め方
今月の1月10日から全国旅行支援がはじまり各地の旅館やホテルがにぎわいを取り戻してます
飲食・宿泊業は労働集約型(人件費の比率が高く、人の労働力に頼る割合が大きい産業)の最たるものです
そして忙しい時には人が必要ですが、閑散期にはその人をどうするか?が頭の抱えどころとなります
本日は有料の求人誌や媒体にお金をかけられない場合、無料で求人掲載ができるハローワークの求人票を使って効果を出す方法をお伝えします
1.採用条件で金額や勤務時間以外に気になることは?
いくらもらえるのか?
週何日でいいのか?
待遇面や労働条件以外に知りたいのは、やはり職場の雰囲気やどのような仕事内容なのか?自分でもできるのか?続けられるのか?です
2.変えられる部分と変えられぬ部分があります
待遇面と労働時間は基本、変えられぬ部分です
この部分を「とにかく採用したい」と思い、無理して時給をあげようとしたりすると雇う側も雇われる人も長続きしません
では変えられる分はどこか?
ここを変えることで採用の効果が上がります
実際に今までず~とハローワークに出し続け応募が「0」だった会社がある場所を変えただけで2週間で12名の応募があり1名採用に至った事例があります
その部分が下記の赤丸枠の求人に関する特記事項です ☟

3.特記事項に何を書けばいいのか?
広告やチラシ、ネットなどと違ってハローワークの求人票には写真は掲載できません
できるのは『文字』のみです
ここで伝えたいのが、職場の雰囲気でありどんな人が働いていて、仕事の内容がイメージできるよう制限文字数一杯に使って書いてください
他社の求人票と差別化し、求職者から選ばれるには労働条件(賃金や勤務地を含む)と特記事項なのです
4.特記事項の内容はどのようにするのか
ここはズバリ既存の従業員や直近で面接に来られた方に「A4」1枚販促アンケートをとるのです
多少内容は変わりますが
①弊社を選ぶ前にはどのようなお仕事を探されてましたか?
②どうやって弊社をしりましたか?
③すぐに面接に応募しましたか?しなかったとしたらどのようなことがあったのでしょうか?
④何が決め手となって面接に応募しようと思われたのですか?
⑤面接を受けてみて如何でしたか?
面接の前に①~④、そして面接終了時に⑤を書いてもらいます
この「A4」求人アンケートから特記事項に選ばれた理由を書き出していくのです
5.無料の求人媒体を最大限活かす為に
何度かお伝えしましたが自社の強みとどのような雰囲気の職場かを求職者に今回は文字で伝える方法をお伝えしました
ここでも「A4」販促アンケートは求人にも効果があるのです
人を集める、その為には集まられたお客さんに、そして求人の場合は応募者に聞くことです
それもできれば採用した人、そして長く働いてくれている従業員の方に聞くことです